うさぎの情報は雑多で、適切なもの不適切なものが入り乱れています。ペットとして健康で長生きしてもらうために、様々な注意が必要です。当院ではうさぎに関してできるだけ正確で最新の医療情報を提供していきたいと考えておりますが、日常の診察や情報の整理に追われ更新が遅れることがありますことをご理解ください。

当ホームページに記載されている内容は一般的な疾病に対するものであり、同様の症状を呈するうさぎの診断をするものではありません。加療中のうさぎさんは担当医の指示に従い、診断や治療方針に疑問がある場合は直接担当医にご相談ください。また初めてこのページをご覧になる方は、最初に
『うさぎの飼い方』『うさぎの食事』を読んでいただければ理解の助けとなるかもしれません。
 

うさぎの飼い方

うさぎの食事

最初に知っておくこと

基本的にはうさぎは補食される動物であるため、1つの個体が長生きすることよりも、種族の保存ができるようになっています。性成熟が早い、妊娠期間が短い、妊娠しやすい、1回の産仔数が多いなどと言った特徴をはそれを表しています。ですから、うさぎは犬や猫と比べてどうしても弱い面を持っていますから、体の構造の違いや生活様式や社会性の違いを理解して飼育することが大切です。うさぎを飼育する前に覚えておかなければいけないことが "7つ" ありますので、ぜひ知っておきましょう。

飼育する前に覚える“7つ”のこと

1. うさぎは草食動物

まず忘れてはいけないのがうさぎは完全な草食動物であるということです。草食動物は植物を食べて筋肉や皮膚を初めとした動物性蛋白を合成することが可能な動物です。そのため、盲腸は大きく腹腔内の殆どを占めています。​また、植物を大量に食べるため、歯の消耗が激しく、伸び続ける「常生歯」という歯の形態をとっています。

2. うさぎの骨は軽く薄いため骨折しやすい

うさぎが運動するときは、その場から巣穴までの数メートルを全力で走れれば良いので、推進力を生み出す後肢の筋肉群は発達し、骨は薄く軽くできています。そのため、走り出してからすぐ最高速に達することができます。このような生活上の特性から、うさぎは骨折しやすく、整復しにくい動物となっています。特に暴れるうさぎを無理に保定しないようにしましょう。​後肢の筋力で脊椎を損傷すると半身不随になったり、程度によっては死亡することすらあります。ですからうさぎを取り扱うときは十分な注意が必要です。

3. 胃に入ったものを吐き出すことができない

うさぎは食べたものをはくことができません。​ですから、胃から排泄できないような異物を飲み込んでしまうと、胃閉塞を起こし死亡することがあります。閉塞を起こした異物を取り出すときは手術を行い摘出する必要があります。

4. 他の動物に比べて肺が小さい

うさぎの肺は体格に比べて非常に小さくなっています。このため、胸部を圧迫するように持つと苦しいので暴れたりします。​このとき落とさないように無理に押さえたりするとそのまま窒息したり、抱き上げている人間も蹴られて怪我をすることがあるので、くれぐれもご注意下さい。抱き上げるときは前肢と骨盤を支えるように抱き上げ、体が地面に対して水平になるように保持します。

5. 縄張り意識が強い

うさぎは縄張り意識が強く、他の個体と接触すると喧嘩をすることがあります。このため,同腹の個体同士でも、一緒に飼育するのが困難な場合がありますから、2頭以上飼育する場合は、別々のケージに飼える環境か確かめてから飼育しましょう。オスの場合はおしっこを撒き散らしたり、マウンティング、攻撃性の増大そしてスタッピングなど、縄張りを誇示する行動が見られることがあります。​これらの行動が目に余るようなら去勢手術を施すことで沈静化することがあります。

6. ストレスに弱い

うさぎはストレスにさらされると、腸炎を併発することが多いものです。しかしここでいうストレスとは精神的なものだけではなく、外傷、感染症、気候の変化、食事性のもの、縄張りの問題、騒音そして移動など多岐にわたります。そのため、日常的に回避できるようなストレスはできるだけ排除し、不可避なストレスが加わっても重篤な状態に陥らないように飼育することが肝心です。

7. 化膿すると治療が困難

うさぎの膿はチーズの様で粘稠度が高く、内科的な治療が困難なところも多いものです。そのため十分な衛生管理を行い、また不要な怪我などをさせないような環境を用意しておくことも必要です。

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